Escapism

I trek at Aichi

2017・5・28 蝶ケ岳

DSC_5281.jpg

 

三俣から蝶ケ岳新道で蝶ケ岳に行ってきました。

 

日付が変わる頃出発し、4時に三俣駐車場到着、準備出来次第登山開始。

完璧だと思ったこのプランは、順調に遂行されることなく、家を出た瞬間から音を立てて崩れ去って行くこととなる。

 

 始まりは土曜の深夜。

グーグル先生が三俣まで4時間かかるって教えてくれたので、道中の休憩も考慮し

23時半から参加メンバーのピックアップを開始する。

 

しかし・・・。

SNS及び電話に反応しないメンバーが1人。

 

深夜にピンポン押す訳にもいかず、ひたすら携帯を鳴らし続けるも無反応・・・。

今回行きたいのに不参加の部長に頼むのも気が引けるけど、背に腹は代えられず、

「この時間にピンポン押すの気が引けるから、家に電話してください!」とお願いする。

 

とりあえずもう1人のメンバーを先にピックアップしている間に部長の頑張りにより

連絡がつき、30分の余裕は出発することなく消費し、定刻通り出発の運びとなったのである。

安曇野まで3時間はCT通りだったけど、安曇野→三俣が1時間のCTのところ30分程で到着。3時半はまだ真っ暗。

グダグダしながら夜明けを待ち、4時頃から準備を開始して4時半頃出発。

 

DSC_5194.jpg

赤く染まった常念山脈を見上げながら林道へ。

 

DSC_5197.jpg

20分程林道を歩くと、三俣登山口に到着。

CT5時間30分・・・。

道のりは長い。

 

DSC_5198.jpg

DSC_5199.jpg

DSC_5201.jpg

開始から50m、残り6.2km。

 

DSC_5202.jpg

DSC_5204.jpg

流石北アルプス、地元の山とは雰囲気が違う。

 

DSC_5205.jpg

特徴的な木を通り過ぎると。

 

DSC_5208.jpg

良くブログなんかで登場する吊橋へ到着。

 

DSC_5209.jpg

美味しそうなアルプスの天然水。

水量がすごい!

 

DSC_5212.jpg

登山道脇に小さな白い花が。

束の間の癒し空間。

 

DSC_5210.jpg

ニリンソウかな??

 

DSC_5216.jpg

DSC_5217.jpg

流石メジャーな山だけあってしっかり整備してあって歩きやすい。

 

DSC_5218.jpg

有名なゴジラのような木。

 

DSC_5221.jpg

恒例の登り始めて(ry

 

DSC_5222.jpg

北アルプスを歩いてると思うと樹林帯すら楽しい。

 

DSC_5223.jpg

常念?前情念?チラリズム

 

DSC_5225.jpg

徐々に高度もあがり、振り返ると雲海がチラリズム

 

DSC_5226.jpg

後続が来ないなぁとよく見ると、まだ脱ぎ足りない野人発見!

 

DSC_5229.jpg

さっきよりも大胆にチラリズム

 

DSC_5230.jpg

なかなかの斜度。


DSC_5232.jpg

第一チェックポイントまめうち平。

ここで後続を待ちしばし休憩。

 

DSC_5233.jpg

ここから残雪。

 

DSC_5235.jpg

踏み抜きトラップ地帯を慎重にこなす。

 

DSC_5236.jpg

雪渓をトラバースする地点で初の軽アイゼン装着。

雪のあるトコ無いトコがミックス・・・これは慣れが必要だ。

 

DSC_5237.jpg

なんて言ってると完全に雪道。

 

DSC_5238.jpg

振り返ると常念ドーン。

 

DSC_5243.jpg

アイゼンは無くてもなんとか。

慎重にのぼるNORI君を木陰から激写。

 

DSC_5242.jpg

完全なる雲海。

 

 

DSC_5245.jpg

まだ元気。

 

DSC_5248.jpg

とは言え見上げればコレである・・・。

大丈夫なんだろうかと徐々に不安に。。

 

DSC_5251.jpg

ようやく樹林帯を抜け。

 

DSC_5252.jpg

振り返るとうんかーーーーーーい。

 

DSC_5256.jpg

先が見えない・・・。

ココはマジでキツイ。

標高が高いからなのか、ただ単に体力が無いのか、3歩歩いては景色を見てるふりして見上げてみたり、振り返ってみたり。

 

DSC_5259.jpg

全然進まない(笑)

 

DSC_5260.jpg

先行者の姿が見えなくなり、ようやくゴールかと期待を抱く。

 

DSC_5261.jpg

すごいトコまで来たもんだ。

 

DSC_5262.jpg

ハイマツが現れようやくホッと一息。

マジで辛かった・・・。

 

DSC_5263.jpg

雪もなくなったんでアイゼンを外す。

超歩きやすい!

 

DSC_5264.jpg

常念方面。

 

DSC_5265.jpg

よく見るとなんと富士山!!

前回あんなに近くまで行っても見れなかったのに!!

 

DSC_5268.jpg

槍ヶ岳チラリズム

テンションあがりまくり。

 

DSC_5269.jpg

一旦落ち着こう!と振り返る。

 

DSC_5270.jpg

つっ着いた。。

CT5時間半のところ4時間半。

いろんなブログで見てたよりだいぶ遅いけど、残雪期だってことで(笑)

 

DSC_5271.jpg

圧巻。

写真でよく見てた光景が目前に広がってるだけでもすごいのに、

200%の快晴!

風も無いし、コレ以上のコンディションは無いだろうなきっと。

 

DSC_5272.jpg

雪すらつかない尖り具合。

やっぱり富士山と槍ヶ岳は眺めるもんだな(確信)

 

DSC_5273.jpg

快晴&快晴&快晴。

 

 

DSC_5276.jpg

絶景&絶景&絶景。

 

DSC_5277.jpg

穂高連峰

 

DSC_5278.jpg

今年は涸沢行けるかなぁ

 

DSC_5279.jpg

蝶→常念縦走も・・・行きたい所が多すぎる(笑)

 

 

DSC_5288.jpg

三俣→常念岳も厳しそうだなぁ。

 

DSC_5289.jpg

絶景を堪能してると雲海から野人が(笑)

 

DSC_5290.jpg

元気そうでなりより。

 

DSC_5291.jpg

三俣方面から雲が上がってきてる。

 

DSC_5294.jpg

野人と槍ヶ岳

 

DSC_5297.jpg

もう1人雲海から。

 

DSC_5301.jpg

槍ヶ岳気づいてるかな?

 

DSC_5302.jpg

徐々に

 

DSC_5303.jpg

近づいてきて

 

DSC_5304.jpg

ついに

 

DSC_5306.jpg

全員無事登頂。

 

DSC_5308.jpg

DSC_5310.jpg

しっかり会のタオルを掲げる。

 

DSC_5312.jpg

見えてる山はどこだろう。

 

DSC_5313.jpg

なぜか裸足でお昼寝。

 

DSC_5314.jpg

あまりに気持ちよくて横になってみたけど、横になっちゃダメだね。

帰りたくなくる(笑)

 

 

DSC_5315.jpg

絶景を見ながらご飯食べて、お昼寝して、ココは天国だろうか。

 

DSC_5316.jpg

雲も上がってきたところで。

 

DSC_5318.jpg

下山開始。

 

DSC_5322.jpg

いいテント場だなぁ

 

DSC_5324.jpg

今年はテントも準備したし、来月あたりにココへこうよう。

星空も、ご来光もすごそうだ。

 

DSC_5326.jpg

下山前にバッジを買いにヒュッテへ。

 

DSC_5328.jpg

常念岳への縦走路。

槍見ながら歩けるとか天国だな。

 

DSC_5331.jpg

DSC_5332.jpg

DSC_5333.jpg

DSC_5334.jpg

帰りはポールを忘れたうえに慣れないアイゼンなんでカメラはバックパックへイン。

気温が高くて雪解けが進み、踏み抜き多発。。。

いろんな苦難を乗り越え約3時間かけて無事全員下山完了。

 

月曜・火曜と筋肉痛で無事死亡。

蝶ヶ岳が辛いとか聞いたことなかったけど・・・。

残雪のせいですよね、そう言うことにしておきます!

 

ついにシーズン到来。

来月は燕岳を計画していますが、今回同様晴れが引けますように!

それまでもうちょっとトレーニングしておこう。。体力なさすぎる(笑) 

 

f:id:keithslim:20170603103620p:plain