2017・5・28 蝶ケ岳
三俣から蝶ケ岳新道で蝶ケ岳に行ってきました。
日付が変わる頃出発し、4時に三俣駐車場到着、準備出来次第登山開始。
完璧だと思ったこのプランは、順調に遂行されることなく、家を出た瞬間から音を立てて崩れ去って行くこととなる。
始まりは土曜の深夜。
グーグル先生が三俣まで4時間かかるって教えてくれたので、道中の休憩も考慮し
23時半から参加メンバーのピックアップを開始する。
しかし・・・。
SNS及び電話に反応しないメンバーが1人。
深夜にピンポン押す訳にもいかず、ひたすら携帯を鳴らし続けるも無反応・・・。
今回行きたいのに不参加の部長に頼むのも気が引けるけど、背に腹は代えられず、
「この時間にピンポン押すの気が引けるから、家に電話してください!」とお願いする。
とりあえずもう1人のメンバーを先にピックアップしている間に部長の頑張りにより
連絡がつき、30分の余裕は出発することなく消費し、定刻通り出発の運びとなったのである。
安曇野まで3時間はCT通りだったけど、安曇野→三俣が1時間のCTのところ30分程で到着。3時半はまだ真っ暗。
グダグダしながら夜明けを待ち、4時頃から準備を開始して4時半頃出発。
赤く染まった常念山脈を見上げながら林道へ。
20分程林道を歩くと、三俣登山口に到着。
CT5時間30分・・・。
道のりは長い。
開始から50m、残り6.2km。
流石北アルプス、地元の山とは雰囲気が違う。
特徴的な木を通り過ぎると。
良くブログなんかで登場する吊橋へ到着。
美味しそうなアルプスの天然水。
水量がすごい!
登山道脇に小さな白い花が。
束の間の癒し空間。
ニリンソウかな??
流石メジャーな山だけあってしっかり整備してあって歩きやすい。
有名なゴジラのような木。
恒例の登り始めて(ry
北アルプスを歩いてると思うと樹林帯すら楽しい。
常念?前情念?チラリズム。
徐々に高度もあがり、振り返ると雲海がチラリズム。
後続が来ないなぁとよく見ると、まだ脱ぎ足りない野人発見!
さっきよりも大胆にチラリズム。
なかなかの斜度。
第一チェックポイントまめうち平。
ここで後続を待ちしばし休憩。
ここから残雪。
踏み抜きトラップ地帯を慎重にこなす。
雪渓をトラバースする地点で初の軽アイゼン装着。
雪のあるトコ無いトコがミックス・・・これは慣れが必要だ。
なんて言ってると完全に雪道。
振り返ると常念ドーン。
アイゼンは無くてもなんとか。
慎重にのぼるNORI君を木陰から激写。
完全なる雲海。
まだ元気。
とは言え見上げればコレである・・・。
大丈夫なんだろうかと徐々に不安に。。
ようやく樹林帯を抜け。
振り返るとうんかーーーーーーい。
先が見えない・・・。
ココはマジでキツイ。
標高が高いからなのか、ただ単に体力が無いのか、3歩歩いては景色を見てるふりして見上げてみたり、振り返ってみたり。
全然進まない(笑)
先行者の姿が見えなくなり、ようやくゴールかと期待を抱く。
すごいトコまで来たもんだ。
ハイマツが現れようやくホッと一息。
マジで辛かった・・・。
雪もなくなったんでアイゼンを外す。
超歩きやすい!
常念方面。
よく見るとなんと富士山!!
前回あんなに近くまで行っても見れなかったのに!!
テンションあがりまくり。
一旦落ち着こう!と振り返る。
つっ着いた。。
CT5時間半のところ4時間半。
いろんなブログで見てたよりだいぶ遅いけど、残雪期だってことで(笑)
圧巻。
写真でよく見てた光景が目前に広がってるだけでもすごいのに、
200%の快晴!
風も無いし、コレ以上のコンディションは無いだろうなきっと。
雪すらつかない尖り具合。
やっぱり富士山と槍ヶ岳は眺めるもんだな(確信)
快晴&快晴&快晴。
絶景&絶景&絶景。
穂高連峰。
今年は涸沢行けるかなぁ
蝶→常念縦走も・・・行きたい所が多すぎる(笑)
三俣→常念岳も厳しそうだなぁ。
絶景を堪能してると雲海から野人が(笑)
元気そうでなりより。
三俣方面から雲が上がってきてる。
野人と槍ヶ岳。
もう1人雲海から。
槍ヶ岳気づいてるかな?
徐々に
近づいてきて
ついに
全員無事登頂。
しっかり会のタオルを掲げる。
見えてる山はどこだろう。
なぜか裸足でお昼寝。
あまりに気持ちよくて横になってみたけど、横になっちゃダメだね。
帰りたくなくる(笑)
絶景を見ながらご飯食べて、お昼寝して、ココは天国だろうか。
雲も上がってきたところで。
下山開始。
いいテント場だなぁ
今年はテントも準備したし、来月あたりにココへこうよう。
星空も、ご来光もすごそうだ。
下山前にバッジを買いにヒュッテへ。
常念岳への縦走路。
槍見ながら歩けるとか天国だな。
帰りはポールを忘れたうえに慣れないアイゼンなんでカメラはバックパックへイン。
気温が高くて雪解けが進み、踏み抜き多発。。。
いろんな苦難を乗り越え約3時間かけて無事全員下山完了。
月曜・火曜と筋肉痛で無事死亡。
蝶ヶ岳が辛いとか聞いたことなかったけど・・・。
残雪のせいですよね、そう言うことにしておきます!
ついにシーズン到来。
来月は燕岳を計画していますが、今回同様晴れが引けますように!
それまでもうちょっとトレーニングしておこう。。体力なさすぎる(笑)